ユーザビリティは、複雑で大規模なHMIプロジェクトにとって特に重要です。また、プロジェクト自体の規模だけでなく、大規模なチームにより開発が運営される場合もあります。最新のCGI Studio 3.13 は、このようなシナリオに最適です。メモリの使用制限が拡張された新しい64ビットScene Composerから、さまざまなユーザーロールの個別のUI構成に対応する「Easy Mode UI」まで、さまざまな機能が用意されています。
CGI Studio 3.13 の新しい 64 ビット Scene Composer は、以前のメモリ制限を解放したいユーザーをサポートします。テキストサイズの自動検証は、テキストをグラフィックの範囲におさめるのに役立ち、例えば多言語プロジェクトをスピードアップします。受賞歴のあるCanderaのSmart Importerは、ユーザーがインポート可能なすべてのタイプのファイルを簡単にインポートできるように、統合されたインポートダイアログに改善されています。さらに、ダイナミックリスト用のまったく新しい「スナップ機能」、さまざまな新しいUI / UXの強化、ユーザーインターフェースの改善された「Easy Mode」も追加されています。
CGI Studioの無料トライアル版は、こちらから入手できます。
図1:CGI Studio 3.13:大規模なHMIプロジェクトを迅速かつ簡単に作成
64 ビット Scene Composer
大規模なHMIプロジェクトは、メモリサイズに厳しい制限が設けられる場合があります。CGI Studio の新しい 64 ビットScene Composerは、メモリの限界を超えた大規模なプロジェクトを構築できます。また、外部の64ビットプラグインと互換性があり、あらゆる種類のナビゲーションソリューションも簡単に実装できます。
文字サイズの検証
あらかじめ作成されたテキストの長さをGUI内のスペースに合わせることは、困難で時間とリソースを消費するプロセスです。CGI Studio には、テキストサイズがグラフィックの境界内におさまることを確認するための便利なレポートが組み込まれています。計算は実際のレンダリングに基づいて実施され、テキストの高さや幅などのレイアウトに関する情報を提供します。
Smart Importer
Canderaの受賞歴のあるSmart Importerは、アップデートを続けています。CGI Studio を長年使用しているユーザーは、Smart Importerがグラフィックファイルを直接 CGI Studio にインポートすることを知っています。インポート中、その革新的なAIは、ゲージ、スライダー、ボタンなどの業界標準のコントロールを検出し、適切な機能を自動的に追加します。
CGI Studio 3.13 の最新バージョンの Smart Importer には、さまざまなファイルタイプの統合インポートダイアログが含まれており、Adobe Photoshop®、Sketch、Axure RP、Figma、Adobe XD のグラフィックファイルをインポートできます。改善されたUIダイアログは、ガイド付きマッピングによってHMIをより迅速に作成するのに役立ちます。glTFインポートのドラッグ&ドロップにも対応しました。
図2:CGI Studio 3.13のCanderaの Smart Importerへの統合インポート
CanderaのSmart Importerは、直接プレビュー、反復設計を迅速におこなうための再インポート、メモリフットプリントを削減するための画像マージを提供することで、HMI作成プロセス全体をスピードアップします。
拡張ヘルプシステム
HMIプロジェクトでは、迅速なサポートが必要です。CGI Studio 3.13 の新しいダイナミックページ内検索は、進むボタンと戻るボタンや、各ページに備えられているシンプルで簡単なフィードバックオプションにより必要な答えがすぐに提供されます。今すぐにチェックして、定期的に改訂される記事、興味深い新しい記事、チュートリアルを参照してください。
Easy Mode UI
CGI Studio Scene Composerのユーザーインターフェースをパーソナライズして、より迅速にHMIを作成できます。プロパティと既定値の可視性を定義したり、必要な方法で書き込み保護を定義したりできます。ユーザーの役割ごとに個別のUI設定を作成することもできるため、大規模なプロジェクトに取り組む大規模なチームを運営する場合に便利です。
ダイナミックリスト
ダイナミックリストは、特に特定のアイテムを見つけようとしている場面で、ナビゲートするのが面倒な場合があります。CGI Studio 3.13 では、リストのスクロールが簡単にできる新機能が導入されました。リストアイテムのスナップ機能は、リストをわずかに上または下ではなく、必要な正確なポイントで停止することで、タッチ操作を改善します。この機能により、探しているアイテムを簡単に見つけることができます。
図3:CGI Studio 3.13のタッチ操作を改善するための新しいスナップ機能
UXの改善
HMIの作成は、HMIツールを使用するのと同じくらい速くなります。そのため、CGI Studio 3.13 では、ツールバー、リスト、テキストスタイルエディターの使いやすさが向上しています。たとえば、拡張された検索パネル、元に戻すとやり直し、トランジションの順序、ステートアライメントをサポートするステートマシンエディターにより、迅速かつ直感的なHMI合成が可能になります。その他にも、Bird Eye、コンテキストメニュー、いくつかのショートカットがFusionおよびステートマシンエディターに追加されました。
ディスプレイのプレビューを回転およびズームして、概要を把握することもできます。また、長いパス名のサポートが 255 文字を超えました。
Fusionエディターは、ロジックとビヘイビアを直感的に視覚的に構成するためのCanderaの最新機能です。プログラミングのスキルを持たないユーザー向けで、HMIの作成を誰にとってもより身近なものにします。
アップデートされた Monotypeライブラリ
CGI Studio 3.13 には、定評のある Monotype ライブラリ（iType font engine version 6.2.2 と Unicode 14 をサポートする WorldType shaper version 5）のアップデートが付属しています。
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