LINZ, May 12, 2026
Candera GmbH は、HMI開発ソフトウェアの最新バージョン『Candera CGI Studio 3.16』のリリースを発表しました。本リリースは、より速く・よりスマートに・より柔軟にHMI開発を進めるための機能強化を多数搭載し、設計/検証からデプロイまでワークフロー全体をカバーします。モダンなUIコンセプトをより効率的に実現でき、業界・ハードウェア環境・ユースケースの拡張にもスムーズに対応できます。
「Candera CGI Studio 3.16 により、AI支援ツール、柔軟なワークフロー、幅広いプラットフォーム対応を組み合わせ、HMI開発はさらにスマートかつ高速になります」と、CanderaのシニアプロダクトデベロップメントマネージャーであるRoland Winklerは述べています。
Candera CGI Studio 3.16 の主な改善点:
| Scene Composer(UI/UX) | ソリューションテンプレートと 3D | Engine と Platform の機能 |
| • View Editor • 埋め込みプレーヤー • マルチシーンエディター • XLIFF インポート • AI Docs Agent |
• In-Vehicle Infotainment (IVI) ソリューション
|
• iOS と Vulkan をサポート
|
Scene Composer の改善
Candera CGI Studio 3.16 では、Scene Composer による体験が大幅に改善されました。新しい View Editor により、複数シーンの組み合わせである View をプレビューしながら、専用フレームワーク内で遷移を管理できます。これにより、車載HMIのワークフロー設定がよりスムーズになります。
新しい 埋め込みプレーヤーにより、Scene Composer 内でデザインとランタイムシミュレーションをシームレスに切り替えられます。従来のスタンドアロン Player も引き続き利用可能です。CGIパネル(埋め込みプレーヤーの操作パネル)は、埋め込みプレーヤーの下部に表示されます。
さらに、新しい AI Docs Agent が開発中の問い合わせを直接支援します。任意の言語で状況に合わせた回答を提供し、情報探索の時間を短縮することで開発作業の負担を軽減します。
提供される回答は、関連する Candera CGI Studio ドキュメントへのリンク付きで表示され、必要な情報へすぐにジャンプできます。
ソリューションテンプレートと高度な3D
Candera CGI Studio 3.16 のもう一つの大きな注目点は、車載HMI開発向けの「すぐに使用可能な」ソリューションテンプレートの拡充です。新しい In-Vehicle Infotainment (IVI) ソリューションテンプレートは、ナビゲーション、天気、メディア、電話、HVAC、デジタルツインなどのシナリオ向けビルディングブロックを収録。2D/3Dの両方に対応し、高度な可視化とカスタムアプリケーション画面を備えています。
Candera CGI Studio 3.16 は、高度な3D機能も強化されました。glTF 2.0 のフルサポートに加え、clear coat などの最新レンダリング拡張に対応。さらに、トーンマッピングを含むHDRレンダリングや、グローバルイルミネーション向けの画像ベースライティング(IBL)キューブマップの自動インポートも利用できます。次世代 HMI に向けた、よりリッチでリアルな表現を実現します。
Engine と Platform の改善
プラットフォーム面では、デプロイの柔軟性が大きく向上しました。Apple iOS 向けのネイティブレンダリングサポートにより、Xcode と Metal を用いて Apple デバイス向けアプリを作成できます。
また、Vulkan サポートにより、Linux と Android 上でCPU/GPU効率を高める将来志向の3Dバックエンドが利用可能になりました。これらの追加により、Candera CGI Studio は、クロスプラットフォーム HMI 開発における柔軟なソリューションとしての地位を強化しています。
さらに Software Rendering が導入されました。Candera CGI Studio 3.16 は GPU非搭載のプラットフォームでも動作し、ESP32-S3、ESP32-P4、Traveo II Body MCU、Raspberry Pi Pico、およびLinuxベースのすべてのシステムを含む、幅広いターゲットでプラットフォーム非依存のレンダリングを実現します。レンダラーは様々な変換、ブレンディング、各種エフェクトに対応し、構成により最大60FPSに到達しつつ、低メモリで動作します。
Traveo II 向けには、GPU上でのネイティブJPEGデコードによる MJPEGストリーミングが追加されました。モバイルデバイスからの動画/マップストリーミングをハードウェアアクセラレーションで実現します。
エンジン面の最適化も強化されています。Candera CGI Studio 3.16 は、低フットプリントで高性能なMonotype Spark Engineに対応。また、FreeType と Harfbuzz の更新により、キャッシュを中心とした大幅な改善が取り込まれました。
Candera CGI Studio 3.16 は、SC plugin と CMake による自動コードサイズ最適化により、ビヘイビア設定を効率化します。メモリフットプリントの削減、パフォーマンス向上、プロジェクト設定の簡素化に役立ちます。
改善点を実際に試してみませんか?
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Canderaについて
Canderaは、HMIデザインソフトウェア分野のパイオニアとして、自動車業界、ウェアラブルデバイス、医療機器、家庭用電化製品向けに革新的なソリューションを提供しています。ユーザー中心のデザインと最先端技術を重視しながら、HMIソフトウェア開発の業界標準を確立し続けています。
詳細については、www.candera.eu をご覧ください。
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